免疫力!自然治癒力!健康って何だろう?戦う力を持ってますか?
治療院には様々な理由でご予約が入ります。
誰だって「元気が一番、病気なんてしたくない~」って
思いますよね。
対策をするにはそのものをよく知る必要があります。
病気や健康について考えてみましょう。
鼻水、咳、熱、嘔吐、下痢…は怖い病気?
咳や熱、下痢嘔吐など
それ自体が「病気」と考えますか?
病気というより「症状」です。
この症状や検査によって病院で病気の診断がつきますが、
これ自体が病気というわけではありませんよね。
この症状は体の治す力が働いているといえます。
- 咳や鼻水で気道に入った悪いものを出そうとする
- 嘔吐下痢で消火器に入った悪いものを出そうとする
- 熱を出して体温を上げ、体の中のウイルスや菌を死滅させる
一般的な風邪などはいくつかの症状を経て
治っていきますよね。
とても自然な現象で、人間の体ってよくできているな、と思います。
やみくもに症状を抑えると、
治る力が働くのに足を引っ張ってしまいますね。
ですが、体力の弱いお子さんや高齢の方、
免疫力が弱くなっている方など、
症状によっては脱水や悪化を招くこともありますので、
注意が必要です。
人は「病気になる用意」をしている?
急に具合が悪くなった。
ちょっとしたきっかけ(くしゃみなど)でぎっくり腰になった。
病は突然やってくるような気がしますね。
しかし、そうとは言えません。
”人は病気になる用意ができて病気になる”のです。
これらは古来より東洋医学では「未病」として扱われてきました。~中略~
単独の原因だけでは不調になりにくい状態を保つ。
これが地道な努力をしている実際の私たちの体なのです。☆『難経脈診』内田 良治 監修 陰陽脈診研究会 著より引用
何かの病気が流行っていたとしても、
かかる人とかからない人がいます。
それは病気になる準備ができている体なのか?
戦う力が備わっている体なのかで
違ってきます。
病気になる準備態勢ができている人は
少しの刺激で病気にかかる。
その少しの刺激は実はきっかけにすぎないんですね。
健康は「地道な努力」
先天的な病気や難病。
解明できていない病などたくさんあります。
また、生まれ持った体質もあります。
すべてが「努力」で、とは言い切れないと思います。
しかし、毎日の生活のなかで
自分の治そうという力、
ストレスに打ち勝つ力
「自然治癒力」を高めることは
こころと体が「地道な努力」をしているということになりますよね。
- 今日の食事はどうだった?
- 適度に体を動かした?
- 無理をしすぎなかった?
- 睡眠はとれた?
- 必要なケアができた?
自分のこころと体に聞いてみて下さいね。
鍼治療はあなたの戦う力を
応援することもできます。
病気が治って、健康になるのは
あなた自身の力です!