うちの子言葉が遅い?…原因と対策を分かりやすく解説!

子どもの言葉が遅い…これって大丈夫?
「周りの子はもうおしゃべりしているのに、うちの子はまだ単語しか話さない…」
「2歳なのに言葉がほとんど出てこないけど、これって普通?」
こんなふうに、子どもの言葉の発達に不安を感じている保護者の方は少なくありません。
個人差が大きいとはいえ、「成長の一環なのか、それとも何か問題があるのか?」と心配になりますよね。
ははとこ治療院でも、体の発達とともに、
〇〇ができる→バイバイ、指差し、言葉
などのご相談を受けることがあります。
うんうん、周りのお子さんと比べて
まだできないことがあると心配ですよね。
今回は、言葉が遅い原因と、家庭でできる対策について詳しく解説します。
言葉の遅れには個人差がある!まずは適切な対応を
結論から言うと、言葉の発達には大きな個人差があり、
遅いからといって必ずしも問題があるわけではありません。
ただし、成長とともに改善するケースと、
専門的な支援が必要なケースがあるため、
子どもの様子をよく観察しながら対応することが大切です。
言葉の発達には「個人差」がある
言葉の発達にはかなり個人差があり、
「2歳で単語しか話せない子」もいれば、
「1歳半で文章を話す子」もいます。
一般的な発達の目安は以下の通りですが、
多少遅れていても問題ないことがほとんどです。
✅ 1歳頃:「ママ」「ワンワン」などの単語が出始める
✅ 2歳頃:二語文(「ママ だっこ」「ワンワン きた」)を話し始める
✅ 3歳頃:会話が成立するようになる
この目安より遅れているからといって
すぐに心配する必要はありませんが、
気になる場合は適切な対応を考えましょう。
「言葉が遅い原因」にはさまざまな要因がある
言葉の発達が遅れる原因は、
環境や性格、発達の特性など、
さまざまな要素が関係しています。
✔ 周囲の環境が影響している場合
✅ 兄弟がいると、話さなくても意思が伝わるため言葉が遅れがち
✅ テレビや動画を見る時間が長く、会話の機会が少ない
✔ 性格による場合
✅ おっとりした性格で、周囲をよく観察するタイプ
✅ 慎重派で、しっかり話せるようになってから話し始める子もいる
✔ 発達の特性が関係する場合
✅ 指さしやジェスチャーが少なく、コミュニケーションが苦手
✅ 特定の言葉だけを繰り返す・オウム返しが多い
発達の個人差によるものなのか、
それとも専門的なサポートが必要なのかを
見極めることが重要です。
5. 「言葉を引き出すための具体的な対策」
言葉を促すためには、日常生活の中で少し意識するだけでできる方法
があります。
✅ たくさん話しかける(言葉のシャワーを浴びせる)
「今、お着替えするよ」
「このリンゴ、おいしいね!」など、
子どもがまだ話せなくても、たくさんの言葉を聞くことで語彙が増えます。
✅ 子どもの言葉を引き出す質問をする
×「これは何?」(指さしで答えてしまう)
〇「このリンゴ、おいしいね?どんな味かな?」(言葉を引き出す工夫をする)
✅ 言葉を代弁する(モデリング)
子どもが「ワンワン!」と言ったら、
「そうだね、ワンワンが歩いてるね!」と、
大人が少し長めの文章で言い直してあげると、
自然に語彙が増えていきます。
✅ 目で見えるものを活用する
言葉と一緒に
目で見てわかるものをプラスします。
・ジェスチャー
→「バイバイ」「ちょうだい」など
・指差し
→見ているものを指さすことで物や人への意識を共有できます
・具体的なものを見せる
→かばんを見ることで「かばん」や「おでかけ」の言葉を理解する
目で見た情報で理解できることは多いです。
反対に、日常生活では
お子さんの視線や指差しなどで
保護者の方が要求や気持ちを理解することも多いのではないでしょうか?
「このくまさんのぬいぐるみが欲しかったんだね。ちょうだい、ハイ、どうぞ」
と気持ちの言語化やりとりの言葉添えると
どうやってお話していいのか、
状況と結びつきやすくなります。
✅ 専門機関に相談する(必要に応じて)
✅ 2歳半を過ぎても言葉がほとんど出ない
✅ 指さしやコミュニケーションが極端に少ない
✅ 耳の聞こえが気になる(呼びかけに反応しない)
このような場合は、小児科や発達相談センターで相談すると、
適切なアドバイスがもらえます。
子どものペースを大切にしながら、できることを試そう!
言葉の発達には個人差があり、「
遅い=問題がある」とは限りません。
ただし、気になる点があれば、
家庭でできる工夫を試しつつ、専門機関のサポートも視野に入れると安心です。
💡今日からできるアクション!
👉 子どもに「言葉のシャワー」を浴びせてみよう!
まずは、子どもが興味を持っているものを使ってたくさん話しかけてみる
ことから始めてみましょう。
また、言葉が出るちょっと前
意外と夜泣きが多いです。
気持ちを伝えたいの伝わらずもどかしい思いや
脳細胞のシナプス形成のすさまじさ(笑)
頭がヒートアップしており、
夜の眠りは浅くなりがちです。
小児はりでリラックス!
是非お試しくださいね。