子どもが泣き止まない、すぐ怒り出す…わがまま?発達障害?ママができる対策とは
おもちゃを片付ける、遊びをやめる、ご飯を食べる…
そんな日常の場面で、
子どもが気持ちを切り替えられずに大泣きしたり、かんしゃくを起こすことはありませんか?
「うちの子、わがままなの?」と悩んだり、
「もしかして発達障害?」と心配になったりするお母さんも多いでしょう。
ははとこ治療院でもそんなお話をよくおうががいします。
今回は、乳幼児が気持ちの切り替えが苦手な理由と、
その対応策について解説します。
気持ちの切り替えが苦手なのは、成長過程の一部!適切な対応が大切
結論から言うと、気持ちの切り替えが苦手なのは、
乳幼児の発達段階ではよくあることです。
ただし、
「成長とともに改善する場合」と
「専門的な支援が必要な場合」があるため、
子どもの特徴をよく観察しながら、
適切に対応することが重要です。
切り替えが難しい理由:乳幼児の脳は「気持ちのコントロール」がまだ未熟
乳幼児の脳は発達途中であり、
「感情をコントロールする力」がまだ十分に育っていません。
特に、2~3歳頃は自己主張が強くなる「イヤイヤ期」。
自分の思い通りにならないと泣いたり怒ったりするのは、
この時期特有の成長の表れです。
✔ 気持ちを切り替えられないのは、脳の発達が関係している!
「わがまま」か「発達の特性」かを見極めるポイント
「わがまま」なのか「発達の特性」なのかを見極めるポイントは、
次のような点です。
✅ 環境が変わると対応できるか
(家ではできないが、保育園ではできる = わがままの可能性)
✅ かんしゃくの頻度・強さ
(何時間も泣き続ける、物を投げる = 発達の特性の可能性)
✅ 他の発達面に気になることがあるか
(言葉の遅れ、こだわりが強すぎる = 専門機関に相談を)
「お母さんが甘やかしているから」と悩む必要はありません。子どもの特徴を知り、適切な対応をすることが大切です!
気持ちの切り替えをスムーズにするための具体的な対策は?
それでは、気持ちの切り替えが苦手な子どもに対して、
ママができる対策を紹介します。
✅ 予告をする(心の準備をさせる)
「あと5分で終わりね」「次はご飯だよ」と事前に伝えることで、
子どもも心の準備ができます。
✅ 選択肢を与える(主体性を尊重)
「おもちゃを片付ける?それともママと一緒にやる?」など、
子ども自身に選ばせることで納得感が生まれます。
✅ ご褒美シールや目標設定(楽しい終わり方を作る)
「お片付けできたらシールを貼ろうね!」と楽しい仕掛けを作ると、
前向きに取り組めることが増えます。
✅ 専門機関に相談する(発達の特性が気になる場合)
「どうしても対応が難しい」「こだわりやかんしゃくが極端に強い」
と感じる場合は、小児科や発達支援センターに相談するのも
一つの方法です。
子どもの特性を理解し、無理せずできる対策を試そう!
子どもの気持ちの切り替えが苦手なのは、
成長段階ではよくあること。
「わがまま」と決めつけず、成長を見守ることが大切です。
もし「発達の特性かも?」と心配な場合は、
焦らずに専門機関の力を借りながら、
子どもに合った対応を見つけていきましょう。
ははとこ治療では
小児はりの施術をするお子さんの中で
夜泣き、かんしゃくのお子さんはわりと多いです。
小さな体で様々な経験をするお子さんは
良い意味でもストレスを感じることが多くなります。
小児はりでリラックスすることで、
気持ちが落ち着くことで、
気持ちの切り替えがスムーズになるお子さんも多いですよ。
また、臨床発達心理士の資格を持つ鍼灸師が
子育てのご相談にも対応いたします。
そして、子育てを頑張るお母さん自身の
体調管理やリラックスにも
お役立ちしたいと思っています。
お気軽にご相談下さいね!