小児麻痺講習会 受講しました!

講習会レジュメ

小児医療マッサージ講習会に参加しました。

講師は小児脳性麻痺・肢体不自由児専門訪問マッサージ Child care massage 堀口修治先生でした。
https://child-care-massage.com/

ははとこ治療院では、小児麻痺のお子さんに対して、小児はりを受けていただいたことは以前あるのですが、マッサージ施術は未経験のため、とても学び多い講習会でした。

小児麻痺のお子さんの特徴、大人と子どもの筋、骨格、関節の違い、
どのような施術が、何に効果があるのか。
理論と実技と合わせて学ぶことができました。

学びの一部分をレポートしたいと思います。


実技でのビフォー アフター

まずは、大人ですが、私がモデルになり
施術を受けることができました。

筋肉の状態や骨格の状態など
把握し、その子にあった施術をします。


まずは脚の状態。
はい、体堅いですねー。
施術前の状態です。

施術前の足挙げ
施術前:からだの堅い私 膝が伸びません

施術は
血行やリンパの流れの改善、
筋肉、神経へのアプロ―チ、
運動の補助など…
盛りだくさんのようですが、
力いっぱいのストレッチなどではなく、
やわらかい刺激です。
(うっかりウトウトしてしまうくらいリラックスでした)

施術後 足挙げ
施術後:膝が曲がらず脚が上がりました!

大切なのはその子の状態に合わせて施術すること

理論や実技とともに、

改めて学んだ大切なこと。
「その子の状態に合わせて施術すること」です。

ついつい疾患やタイプなど…
ひとくくりにしてしまい、部分だけを見てしまいがちですよね。

同じ病名でも麻痺の程度や、症状の現れ方や、
からだの状態や体質等一人ひとり違います。

また、前回の体調や状態と
今回の状態と同じとは限りません。

その日、その時の状態を把握して、
どうアプローチしていくかも違ってきます。

その子をよくみて、
対応することが大切です。

寝がえりできた

保護者の方とともに!

お母さん、お父さんは我が子の専門家です!
誰よりもその子をよく知っていて、
誰よりもその子の幸せを願っています。

病気や障害があれば、医療機関との関が必須ですね。

お医者さんや看護師さん、理学療法士さん、などなど
たくさんの連携があり、
それぞれが病気やリハビリの専門家であります。

鍼灸・マッサージ師は

「どうすれば、その人(子)持っている力を発揮できるような
からだ、体調、もしくは心持をよい状態にすることができるのか」

ということを学び、実際に施術するのが仕事です。

ご家族の笑顔が増えるような活動をしていきたいと思っています!


協力するチーム