好き嫌いが多い子 味覚を見分ける才能あり!

泣く子 食事エプロン

「うちの子好き嫌いが多くて」ママは 悩みますよね。
食べ物の好き嫌いが多い子がっかりしないでくださいね。
味や食感を区別できるってことですから。

  1. 野菜嫌い

赤ちゃんは意外と小さいころから味の好みがあるといわれています。
母乳の時からでも味の違いがわかるらしいです。
お母さんの食べたものや体調によって味が違うらしいのです。

 

赤ちゃんの口は敏感!

赤ちゃんの口の感覚はは手や目よりも早く発達します。

「共感覚」といって、舌や口の中で物の形などを認識できる能力があります。
生まれてすぐ、おっぱいは飲めるのはそのためですね。

 

その優れた能力は少しずつ手の感覚だったり、見て認識することだったりに移行してくるので、
口の中の敏感さは成長とともに低くなっていきます。

 

離乳食が始まって、固形のものを食べると吐き出したりしますよね。
乳児の時期を過ぎても食感によって好き嫌いがあるのはお口の中が敏感な証拠です。

本能で毒を見分ける!

赤ちゃんは基本的に苦いもの酸っぱいもの苦手です。
それは本能からくるもので

「苦い」は毒
「酸っぱい」は腐ったものという風にとらえるからです。

危機管理能力、すごいですね。
酢の物、ミョウガが大好きっていう

おじさん好みのような味覚のお子さんがほぼいないのもうなずけます。

泣く子 食事エプロン

 

よく聞くのが食べると体調が悪くなったり、アレルギーだったりするものが
自然と嫌いな物になってる場合。

私は子どもの頃から牛乳があまり好きではありませんでした。
何かに混ざってると割と平気だったので単純に味が好みではないのかな、と思ってました。

 

大人になってス〇バが大好きだった頃、
毎日のようにラテを買って会社に行ってました。
どうもお腹の調子が悪い。
コーヒーがダメなのか?と思ってたらブラックを飲んだ時、全然大丈夫でした。
味だけではなく、体の方も得意じゃなかったのね、と実感しました。

知人でもたまごがあまり好きじゃないって方がいて、
シフォンケーキをわりと多めに食べたら蕁麻疹出たとか。
「あー、合わないんだ」と大人になって認識したという話。

好き嫌いには理由がある 長い目で見てね!

好き嫌いは単なるわがままではなくて、何かしらの理由があることが多いです。
また、いろんな味を敏感に感じ取り選んでいくのは大切な本能です。

大きくなったら食べられる、ということも多いし、
それは無理して食べなくてもいいよ、ということもある。
お子さんの好き嫌い、長ーい目で見ていいんじゃないかなと。
食を楽しめることが一番大切ですよね。

 

子どもの頃、トマトやナス、キュウリなどの野菜が大嫌いだった男の子が
京野菜、旬の野菜を使った繊細で美味しくて上品!
今では毎日でもおもてなしでも食べたくなるお料理を作るカッコイイ料理人。
そんな方もいらしゃいますよ。

味への敏感さや繊細な感覚は才能の一つです!