性教育はライフスキル「あなたが大切」を伝えよう

母と子のための出張治療院
鍼灸マッサージ師のまきた しのです。

「性教育」と聴いてどんなイメージがありますか?

親になってみると
「わが子の理解度はどうなの?聴けないけど」
「間違った知識で伝わっていなきゃいいけど」
などなど。。。

「大切」だということはわかっていても
なんとなく「取り扱い注意」な感じもしているところはあるのかな、と思います。

先日、所属している東京スキンタッチ会での勉強会に参加しました。

ライフスキル勉強会産婦人科医の高橋幸子先生、サッコ先生の
「趣味は性教育!」とおっしゃるくらいの
子どもたちに知って欲しい、伝えたい!という熱意。

お話はとても興味深く、そして楽しく
「取り扱い注意」としていた自分の中で
何を、どのように伝えていったらいいのかのあたりが
見えてきたこと。

性教育=ライフスキルであること。
「だから大切」を感じることができました。

まだお子さんが小さい保護者の方も今からできることがあります☆

 

一番に相談してほしいのに「親だけには言えない」

自分が子どもの時、親と性の話をしたことはありますか?
また、子どもと話し合ったことはありますか?

そう、親子でなかなか話しづらい「性の話」

子どもが性の質問を無邪気にしてきた時、
「そんなこと知らなくていいから」とかごまかしがち。

性のこと、恋愛のこと。
「そんなことより、勉強しなさい!」なんて言われていたら
いざ、困ったときに
「親にだけは言えない」となってしまいますよね。

例えば妊娠や病気。
相談されず、時間が経ってしまったら。
「何で相談してくれなかったの?」と言いたくなります。

おこさんが「赤ちゃんはどうやって生まれるの?」
など、無邪気、好奇心の質問があった時は

「チャーンス!」ですね。

「いのちが大切」→「あなたが大切」

今回の勉強会で印象に残ったことは
「いのちが大切、ではなく、”私はあなたを大切に思っているよ”を伝えてください」ということ。

いのちが大切、そう感じてほしい。
でも、そう言われてみるとちょっと漠然としている。
自分とは別のところで法則というか、モットーみたいな。

あなたが大切を実感してもらうこと。
自分を大切に感じることができなければ
他の人の大切や世界規模の大切をなかなか感じられないと思います。

「あなたが大切」はその言葉だけではなく、
日々の生活の中で親として表現できる場はたくさんあります。

抱っこをはじめとするスキンシップ
優しい声かけ
毎日の食事作り

そういった日々の中で「自分が大切→他の人も大切→いのちって大切!」
こころが育っていくのですね。

サッコ先生とからだこころ研究所

産婦人科医の高橋幸子先生の著書「サッコ先生と からだこころ研究所」リトルモア

ご著書「サッコ先生と からだこころ研究所」
これには小学生の男の子と女の子と話しかけるように、
対話するようい書かれています。

「う~ん、なるほど!」と大人の私も腕組みしちゃう!
伝えたい事、大切なことが
とても具体的でわかりやすく、そして楽しくあたたかくかかれています。

からだとこころ。
すくすく育て子どもたち☆