我が子は「吐きやすい」タイプ 対策はあるの?
![寝ている子](https://hahatoco-hari.com/wp-content/uploads/2021/01/14625-1024x768.jpg)
![](https://hahatoco-hari.com/wp-content/uploads/2019/01/daf7c08bd3ac4bc50d7f4515c42579db.png)
うちの子、具合が悪くなると必ず吐くのです。またイベントの後や、疲れた時など・・・何か対策はないでしょうか?
ははとこ治療院では「吐きやすい子」のご相談を受けることがあります。
子どもの胃腸症状、嘔吐はさまざまな原因があります。
嘔吐の最中には脱水が心配です。
まずは病院へ。
また、続く吐き気や頻繁な嘔吐は
何か原因があり、ですので
コチラも病院へ。
今回のブログでは、日々の生活でどんなことに気をつけたらよいか?
鍼灸師目線、母親目線の記事を書きました。
ですので「まずは病院へ」をわすれないでくださいね。
緊張・イベントで…子どもは自律神経が不安定
新学期、お遊戯会・・・イベントや新しい出来事。
表情カタイなぁ。。。と思っていたら吐いてしまった。
また、頑張った日の夜具合が悪くなった、など。
「何か流行ってる?」と病院に聞かれてたけれど、
自分の子だけが具合が悪い様子。
緊張や頑張りに体がついていかないと、
自律神経のバランスがくずれ、
消化器官がうまく働かなくなってしまうことがあります。
あ~。頑張り屋さんですね。
その頑張りを讃えたい☆
![鍵盤ハーモニカを吹く子](https://hahatoco-hari.com/wp-content/uploads/2021/01/music_pianica_boy.png)
お子さんにもよりますが・・・
「こんどの〇〇役、ママ楽しみにしてるから頑張って!」
「もうちょっとがんばらないと年長さんらしくないぞ!」
などの、声掛けがプレッシャーになっている場合も。
お子さん本人も無意識のうちに、ですけどね。
イベント、頑張り型の吐いちゃうパターンが何回か続くお子さんは
イベント前後はあまり「期待しているよ!」の様子は見せず、
見守ってみる。
また、練習や新学期は少し体も気持ちも
休ませるように心がけてみて下さい。
成長するにつれて、プレッシャーを力に
することができるようになりますよね。
疲れた時、風邪をひいたとき・・・エネルギー切れ
東洋医学的にいうと子どもは「陽の気」のかたまり、とよく言われます。
陽の気は発散する作用があるのでじっとしていられない。
「静かにしてて!」なんて無理な話です(笑)
子どものエネルギー代謝には「糖」を使っています。
糖の代謝はスピードのある動きをするけれど、
呼吸する間もなく、疲れやすい。
マラソンなどの長距離をゆっくり走る、というのではなく
短距離を力いっぱい走る、イメージしてもらえるとわかりやすいですね。
ですので、子どもは元気だけど疲れやすい。
「休憩」
「食事」
がとても大切になってきます。
![](https://hahatoco-hari.com/wp-content/uploads/2021/01/tsukare_girl.png)
特に、やせ型のお子さんは食事からの糖がなくなると、
自分に体に蓄えられた糖を使い切ってしまい、
糖代謝ができなくなってきます。
代謝が変わってしまうと
「ケトン体」というのが体に増えてしまうことで
吐き気の原因になることも。
まずは食生活、早寝早起きの生活習慣を整えること。
つぎに「疲れた」「調子悪い」サインを見逃さないこと
いつでもエネルギー補給できるように「ブドウ糖」「あめ」などを持ち歩くこと。
少し気をつけてみて下さいね。
体が成長して、筋肉もついてくると
代謝のバランスがくずれることも少なくなってきますよ。
鍼灸・小児はりでは?
お子さんはパッと見た感じに
とても疲れていたりとか
緊張しているといったことがわかりにくいことがあります。
小児はりの時にお肌を触っていくと
首まわりが硬くなっていたり、
おなかにガスがたまっていて動きが悪そうだといったことが
わかります。
お子さんのリラックスや体、こころのバランスをとる
お手伝いができます。
はじめにも書きましたが
吐き気、嘔吐に困ったらまずは病院へ。
嘔吐が続く時には脱水の予防が最優先です。
毎日の生活の中で元気に活動できるような
お手伝いが小児はりでできるといいな!と思います。