人見知な子の習い事 「ママにべったりで…参加して意味があるの?」

幼児教育

習い事に通ってみようと思った時に心配なのは
「人見知りのわが子、大丈夫かしら?」
ではないでしょうか。

抱っこしたまま終わってしまった・・・

と敗北感を訴える方もよーくいらっしゃいます。

でも、抱っこしたままでも大丈夫です!
「何か」は得られているから。

習いごとに通う理由は何?

1歳頃になると、お子さんの習い事やサークル、
「何にしようかな?」なんて考え始めたりするママも多いですね。
幼児教室やベビースイミング。

 

子どもが楽しんでくれたら、
お友達ができたら、
才能を早くから開花した!
などなど理由は様々ですね。

 

親子写真

「僕、無理やり連れてこられました」みたいな感じですね。
ベビーサイン初回の写真です。

 

私も息子が1歳前から
ベビースイミング、ベビーサインなどに通いはじめました。

 

才能開花を目指し?
いえいえ、家の中で二人でいるより外へ出たい!
そんな気持ちが大きかったような気がします。

 

人見知りって何だろう?性格?

人見知りとは赤ちゃんが家族や近い人と、
それ以外の人を見分ける能力が出てくると
それ以外の人を拒否したり泣いたり、
恥ずかしがったりするという状態。
ある時期の自然な成長の過程です。

 

その人見知りが激しい子もいます。
どうしても「誰にでもニコニコ」な子が理想、
そう思う方も多いかもしれません。

ですが大切な家族とそれ以外の人をしっかり見分ける能力、
また、「この人ならイケるかも、この人は苦手」と
判断するには直観と観察とを駆使してますよね。
けっこうな能力です。

 

そしてこの人見知りの時期と度合、
本当にその子それぞれ。
個人差があります。

 

「やっぱり私にべったりで、行っても意味ないかなー」

実際に習い事に参加の人見知りちゃん。
「やっぱり私にべったりで、全然参加しないんですよ。
行っても意味ないかなーって思っちゃう。」

結論。
意味は大いにあります!

 

こんな例があります。
1歳半から英語サークルに通っていた子、Aくん。

ネイティブの先生とアシスタントの日本の先生。
未就園児クラスなので、
親子で一緒に英語のダンスや歌を歌う。
そんな活動がメインです。

 

クラスの大半、Aくんのことをママが抱っこ。
下におろすと涙目です。

抱っこでダンス…
ママ、かなりの運動ですよね。

 

ある日、自宅でママの見てないとこで、
なんとAくん上手にダンスを踊っていたそうです!
けっこうな完成度(笑)
なぜ、現地でやらない??
そして”こっそり”とは??

ピアノで踊る子

そう、見ているだけで習得。
抱っこされているけれど、
きちんと参加していたんです。

もちろんお子さんが嫌がっていたら
無理に連れて行くことはないと思いますが、
そうでもなければその子なりに楽しんでる場合もあります。

実際に自分が行動しなくても
他の人の行動を見て学習することを
模倣学習といいます。

お友達や兄弟、またはテレビの中の映像で
やっていることを見るだけで
学んでできるようになる。

恥ずかしくてその時はできなくても、
大変意味のあることですよね。

 

親子ともコミュニティに参加しているだけでも全然違います

新生児から3か月くらいまでは、
どうしても外出できませんよね。

かわいいわが子だけれど、
ずっとママ一人で子どもを見ていると
緊張感と疲労と、大変なことだと思います。

 

「子どもの習い事」という理由をつけて、
ちょっと外に出てみましょう。
同じような悩みを持っているママさんとお話するだけで、
気持ちが楽になるかもしれません。

小さなお子さんの習い事は
「カリキュラムを十分こなす」という意気込みがなくても大丈夫。
体験レッスンなど気軽に参加してみませんか?