夜泣きはストレス?私の育児がいけないの?
夜泣きをするのは赤ちゃんがストレスを受けるから、
そんなことを聞いたことはありますか?
ある意味正解です。
「ストレス! うちの子 けっこう夜泣きします!私の子育てが悪いの?」って
心配になってしまいそうですね。
「ストレス=新しい体験 悪いことばかりではない
ストレスというと、
怖い体験だったり、嫌な思いだったりするイメージがありませんか?
赤ちゃんに対するストレスは実はけっこう多いのです。
赤ちゃんは日常のちょっとしたことが初体験だし、
一つ一つの活動がチャレンジです。
初めてのお散歩
初めてのお友達
初めての水遊び
誰でも初めてな出来事はビックリするし、
その出来事に対して構えてしまうと思います。
それがストレスになります。
けれどもこれは成長するのに大切な経験です。
また、赤ちゃんは寝返り、
おもちゃに手を伸ばす、
ハイハイ、つかまり立ち、
マグで飲み物を飲む
などなど、チャレンジの連続です。
そのチャレンジがストレスになります。
「ストレス」が決して悪い意味合いにならないのはわかりますよね!
人はストレスを受けると交感神経が緊張します。
心拍数を上げ、筋肉を緊張させて戦う体勢。
また、敵が襲ってきた時に素早く逃げられるような体勢が作られるわけです。
緊急の反応なんですね。
赤ちゃんの体験が夜泣きにつながる理由
様々な体験によって交感神経が緊張することはわかりました。
それが夜泣きにつながるのは
ドキドキ、ギラギラ いい意味でワクワク。
それが「興奮さめやらぬ」なんです。
子どもってずーっと同じことで笑ってませんか?
興奮した状態をクールダウンする力が弱いのです。
交感神経が緊張したあとに、それをおさめる副交感神経優位になるホルモンが
出るようになっているのですが、
その切り替えシステムがまだ成長していません。
そのため、寝ていても眠りが浅い。
また、脳も神経細胞がどんどん作られ、
ネットワークも作られていく勢いがすごいので、
寝てる間も脳は休まらないんですね。
ストレスは成長には必要 でもどうすればいい?
赤ちゃんが初めての体験で、
興奮する
ビックリする
楽しむ
時には泣いちゃう
これは必要な体験ですね。
でも夜泣きは困ります。
さて、どうしたら?
まずは興奮する体験と寝る時間をなるべく離す事。
午後早い時間までに遊んだり、
はしゃいだり元気にすごす。
寝る前はお風呂に入り、電気もできるだけ暗く、
大はしゃぎせずに寝る体勢にもっていきます。
ありがちなのがパパが仕事で帰ってきたあとの大はしゃぎ。
楽しくて、眠れなくて、また夜泣きなんてことも。
寝る前のトントンやなでなで、抱っこが
副交感神経を優位にする。
つまりリラックスモードに入ります。
副交感神経が優位であると、
眠りが深くなるので、
寝ぐずり、夜泣きが少なくなります。
また、不思議なものでママの交感神経優位状態、
つまりイライラだったりソワソワだったりの
状態がけっこう伝わるんです。
「寝てくれ~~」のプレッシャーだったりね。
「寝ないなら寝ないで明日昼寝しよう」
くらいの気持ちのほうが案外寝てくれたりするものです。
どうにもこうにも な時にはスキンタッチ 小児はり
スキンタッチや小児はりは
お子さんの皮膚に刺激をすることで
リラックス。
自律神経のバランスが整いやすいので、
onとoffの切り替え上手になり、
免疫力も高まります。
親子で上手なリラックス方法
見つけて下さいね。