外ではけっこう頑張ってるよ 乳幼児の社会性

恥ずかしがる子ども

お子さんの外での様子。

ある程度、ママから離れて活動する
保育園、幼稚園児、小学生のお子さんがいると
心配になることもありますよね。

 

「うちの子、家でこんなに泣き虫だけど、
幼稚園で大丈夫かしら?」

「嫌なことがあると癇癪起こして大変。」

「お友達と仲良くできているかしら?」

心配ですよね。

でも、意外と頑張ってるんじゃないかな?
エピソードとともに、
「小さくても社会性があるんだよ」ということをお伝えしたいと思います。

え?ウチの子いつもと違うけど(笑)

素敵なお孫さんのお話

先日、訪問先クライアントAさんのお孫さんが
テレビに出演するというので録画しました。

スポーツに関する番組なんですけど
大人顔負けのプレー。
小学生と思いえない受け答え、
落ち着いた態度。

「ウチの孫、おしゃべりで落ち着きない子なのよねー」
と聞いていたけど??

笑顔のスポーツマン

Aさんも
「もう感動!あんなにしっかりしているなんて」
とのことでした。

おじいちゃん、おばあちゃんのお家で
リラックスして過ごす様子と、
外での様子って違うんですよね。

あれ?もしかしてかっこいいところ見せたい??

我が家の息子。
幼稚園入園までは野菜はほとんど食べられませんでした。

お弁当どうしよう…。
定番のブロッコリー、プチトマトも入れられません。

キャラ弁など作る能力のないワタクシ。
彩りのことも考え、
食べなくても入れておくか!
ぐらいの気持ちで トマトやブロッコリーなどもいれていました。

意外と、あら、不思議。
はじめは残っていた野菜ですが、
キレイに食べてくれるようになりました。

お弁当

 

幼稚園の参観の様子では
「牛乳、おかわりする人!」の先生の声に
手を挙げているではないかっ。

飲めなかったクセに。
(実は私も得意ではないです)

先生にいい所を見せたいのでしょうね。

女の人の前でカッコつける図、そのもでした。

小さいころから羞恥心や罪悪感が存在する

心理学者のエリクソンによると
欲求不満や緊張、それを乗り越えていくことで
次の段階に成長していくといいます。

その葛藤は発達段階によって違ってきます。
1歳まではまわりの世界、
特にお世話をしてもらうママとの不信と信頼。

2歳になるまでには自分でやってみたいという気持ちと、
失敗した時の「羞恥心」

 

3歳から6歳になるまでに、
目標を定めて行動できるようになり、
人に見られての羞恥心の他に、
見られていなくても、悪いことをしたときの
「罪悪感」も発生します。

ぬいぐるみ好き男の子

「オレのぬいぐるみ好き」も外では内緒。
男らしい雰囲気を出していたりとか。

 

小さくても「なこと見られたら恥ずかしい」とか

誰かに怒られたわけではくても
「悪いことしちゃった」っていう

そんな気持ちが芽生えているんですね。

外では意外とがんばってるんだよ!

家ではダラダラ、ダメダメちゃん。

それ、普通です。

ご家庭のしつけ、それぞれだと思います。
叱ることもありますよね。

私もそんなことを書いていて
「そんなことでど~~するんだぁぁぁぁぁ」

と叫ぶことも多々あります(笑)

怒る女性

心の片隅に「外では頑張ってるんだ」
ということを留めておいて下さいね。

 

家でいい子、外でストレス発散では困りますよね。

家では気を抜ける環境を作ってあげたいですね。