子どもの成長 意外と気が付かないのは誰でしょう?
子どもは日々成長しています。
「知ってます」というお声が聞こえてきそうですね。
でも「わぁ、こんなことができるようになったんですね!」と
お子さんのことをお伝えすると
「え?そうですか?…そういえば…」というように
少し驚かれたり(うれしそうに☆)されるママたちが多いような気がします。
意外と子どもの成長に気が付かないのは母親だったりするんです。
ママが気が付かない 我が子の成長エピソード
先日、3歳Cちゃんの小児はりとママのケアでお伺いしました。
Cちゃん、時々わざとママを困らせることもあるタイプ。
ママの顔を見ながらおもちゃを投げたり、
お家のインターホンがなると「キャ~」と声を上げてみたり。
もう、それはかわいらしいいたずらの範囲なのですけど。
先日のご訪問中にママが「ちょっと電話かけてもいいですか?」と
お電話でお話をはじめました。
その間、Cちゃんと遊びながらおしゃべりをしていたのですが、
ママの電話に気づくと
おしゃべりの声を小さくしたのです。
もう、コショコショ声になって。
ひぇぇぇぇぇ~。3歳でそんな配慮ができるとは!
もう私びっくりです。
ママのお電話が終わった後
「いつも”電話の時は静かにね”とかお話されてるんですか?」とお聞きすると。
「いや、言ったことはないと思いますけど。全然気が付かなかったです。
意外とまわりの様子とかいろんなことわかるんですね」と。
やはりうれれしそうなご様子でした。
我が子の「成長」に気づきづらいのはなぜ?
お友達の子は「あら、大きくなったね!もうおしゃべりできるの!」
と驚きの発見をすることが多いですね。
それは接していない時間があるので、
ビフォーとアフターの違いがわかりやすい。
当然ですよね。
毎日お子さんと接しているママは変化に気が付きにくいのです。
そしてもう一つ
いや、何となく変化には気づいてはいるんだけど…
成長というより
「できて当たり前でしょ」
と思いがちと言った方がいいかもしれませんね。
なぜか我が子の「できる」に関して手厳しいのが母だったりします。
我が子が「できた!」「成長した」と思えない理由
例えば、寝がえりができたとして、その時はうれしいけれど
「この月齢ならズリバイをしているはず」と思ってしまう。
「ワンワン」とか「ママ」とか、いくつか言葉が出てくる。
初めての発語に感動するものの、しばらくすると
「2語文はまだ?〇〇ちゃんはもっと上手にお話するに」など…
子どもに対して「もっと先」や「完璧」を求めてしまう。
他の子と比べてしまう。
気づくと我が子に対する目が厳しい、なんてことも。
親だって一緒に、確実に成長している
そしてママ自身もご自分に厳しいのではないでしょうか?
完璧な母親、家事、育児…
どうか振り返ってみて下さい。
生まれたばかりで抱っこもビクビクしてしまった頃。
泣いている赤ちゃんの気持ちが全くわからなかったこと。
そこから比べるとけっこう母親として成長していませんか?
人と比べて…ではなく、
昨日より、数か月前よりどうかな?
どうか振り返って「できた」や「成長」を喜んで下さいね!