冷え症さん 冷えの原因は思わぬところに…冷え性対策の「食事」
11月に入り、肌寒い日も多くなりましたね。
この時期から、冷えが気になってきます。
ご自身が冷え性だったり
子どもに風邪を引かせたくなったり。
とにかく「温めたい」という気持ちになりますよね。
意外かもしれませんが、
冷えの裏には「のぼせ」や「熱」が隠れています。
その中でも「胃」に熱を持った方って
多いんですよ。
手のひらを見て、触ってみよう
ご自分の手のひらを見てみましょう。
親指の付け根の部分 膨らんだところ。
母指球といいます。
手の先は冷たいのに
この部分だけがじわーっと熱い場合、
胃に熱があることがあります。
また、この部分が青白いと、
胃が弱ってるかな~ってこともあります。
鍼灸治療の時も、
施術前と施術後、
この部分の熱を確認しています。
「まきたさん、よく手をにぎるのよね」
と思われてる(笑)
食後すぐのお風呂や運動がNGな理由
さて、食べてすぐお風呂に入ったり、
運動したりしてはいけないと
言われますよね?
それは、そんな気にならないから?
それもそうですね
胃や腸で食べたものの消化活動をするのに、
けっこうなエネルギーを使います。
その活動のため、取り入れた栄養を届けるため、
血液が胃や腸に集まります。
つまり。
胃や腸に行く血液を
運動でどんどん他に持っていかれたら、
お風呂で血管が拡張して
全体にまんべんなく流れてしまったら
困るわけですね。
消化活動が上手くいかないわけです。
常に胃に熱がある→他の部分に巡らない
食事をした後の必要な胃の働きが終われば、
平均的に各場所に血液が巡ります。
ずーっと食事している
胃の消化がうまくいかずもたれてる
胃に炎症(荒れている、胃潰瘍)がある
なんていうことがあると
全体の血行が悪くなるというのは
想像できますよね。
心臓から遠く、
血管が細い手足など
一番後回しです。
温める他に食事の見直しも冷え性対策
- 食べ過ぎない
- 冷たいもの刺激物をとりすぎない
- よく噛む
- 甘いものも多くとりすぎない
- ダラダラと食べない
- 食事中に水分をとりすぎない
- 寝る前にはなるべく食べない
よく噛んでゆっくり…
なんて子育て中のママには難しいとは思いますが…。
ご自身の消化能力を超えた食事量や食事内容は
ダイエット的にも、健康的にもNGですね。
冷えは
職場や家の環境、
運動しているか、
体質
など様々な要素が絡んでいます。
冷え対策グッズもたくさん使ってる。
運動もそこそこしている。
でも、冷えるんです~。
体質だから無理かな?
と思わずに。
食事は毎日のことです。
ちょっとの注意で冷えや便通が良くなった!
となればしめたものですね!
温める効果と
胃腸の調子を整えるお灸
こちらも合わせるとこの冬は万全ですね。