「鍼灸って肩こり、腰痛だけでしょ?」の答え
母と子の出張鍼灸治療院
ははとこ治療院 鍼灸マッサージ師 まきた しのです。
鍼灸やマッサージって
どんなときに施術を受けるイメージですか?
代表的なものが、肩こり、腰痛。
「私は肩こりでも腰痛でもないので、鍼灸ってピンとこないです」
そう思っている方も多いと思います。
鍼灸のお話をすると
「いや、肩もこらないしご縁がないわぁ」
と言われることがあります。
肩こりでもなく、腰痛でもなく。
うん、それはいいこと!
ご自身が健康である、元気であるという状態。
それは何ごとにもかえがたいですね。
しかし、話をしていると
何かしら不調を抱えている様子。
「あら、それは鍼灸の適応なのにな~」と
心の中で思うわけです。
なんとなく「不調」は当たり前?
何が原因だかよくわからないけど、
いわゆる病気ではなさそうだけど、
なんとなく不調が続いている。
加えて、「なんとなく不調」が日常になっていて
不調 に慣れてきてしまっている。
「もう疲労感がすごくて」
「イライラが止まらない」
「なんかダルーい」
「夜眠れない、朝起きれない」
「最近はちょっとしたことで落ち込む」
「冷える、ほてる」
こころとからだの
ズドーンとした、モヤモヤとし感じ。
季節や環境、人間関係など
外の世界のちょっとしたストレス。
私たち人間は影響を受けて、不調が出ることがあります。
しかし、自ら環境に適応しようと、
バランスをとる機能が備わっています。
バランスを崩した状態が続くと
「不調」が現れはじめます。
不調が長く続くと、
「病気」という状態になりかねません。
バランスをとる→自分でなおす力をサポート
鍼灸の施術をするときに必ず「脈」を確認します。
その脈のバランスがとれることを
指標にして施術をしています。
脈のバランスが取れるということは
自律神経のバランスがとれていると
いうことにもつながります。
イライラ、ざわざわして眠れない状態の方は
リラックスしておだやかな気分になる。
また、ダルくて力が入らない方は
すっきりして
「明日は出かけてみようかな」と
少しずつ活動できるようになる。
自分の体がちょうどよく反応し、
元の状態(健康な状態)に戻してくれます。
「なんとなく不調」を当たり前にせず、
みなさんが毎日笑顔で過ごせますように。
そのお手伝いができれば、と思っています。