夜泣きをするお子さんの中で何が起こっているのか?!
うちの子、夜泣きがひどいんです。あんなに泣くなんて、
何か悲しいのか、怒っているのか・・・。
ママ友グループの中で、子どもの夜泣きで悩んでいるのはウチだけ。
もう2歳半なのに。ちゃんと成長しているか心配です。
夜泣きのお悩みは、ははとこ治療院のご相談でもナンバー1。
本当に多いお悩みです。
夜泣きをしているお子さんを前に
「何がそんなに悲しいの?」
「何を怒っているの?」
「えっと。。。そんなに泣いて大丈夫?」
そんな疑問と、心配と、寝不足を抱えているお母さんの多いこと。
私も息子が夜泣きをしたとき
「どうした~。どうしたの~?」と
つい聴いてしまいました。
もちろん回答はなかったですが 。
夜泣きは成長のサイン!
どうして夜泣きが起こるのでしょうか?
赤ちゃんから幼児。
お子さんは急な成長をします。
1週間前にはできなかったことができるようになり、
1か月前とはちょっと顔つきが変わったような気もする。
体も目に見えて成長していますが、
「脳」の成長スピードが著しいのです。
夜、寝ている間も、
お子さんの頭の中の神経細胞のネットワークづくりが行われています。
昼間の記憶、体験、思いが
眠っている中、活発に整理されていっている。
つまり夜泣きの原因の一つは
「脳の成長」ということですよね。
夜泣きが尊さを増して見えてくるような気がします。
夜泣きはツライか?
「夜泣きはツライですか?」
そんなことを質問したら、
多くのお母さんの「は?」という若干怒りの表情が浮かびます。
お子さんの夜泣きで睡眠不足。
多くのお母さんは「いつになった寝てくれるのだろう?」
悩まれていますよね。
お子さんの方はどうでしょう?
もちろん、夜はぐっすり眠れた方がいい。
けれども、「泣く」ということで、
ストレスを発散している部分はあると思います。
泣き叫び1時間、コロッと寝ているなんてことも。
「ひぇ~何だったんだ?」と
結局目がさめてしまったのは母、ということはよくあります。
夜泣きのしくみからみえてくること
夜泣きについて、お子さんの脳が成長していること、
そして活発になっていること。
それがわかると少し、対策も立てられます。
- 夜はなるべく、脳と体をリラックスさせること
- 新しい出来事があった時は夜泣きしやすいことを理解しておくこと
- お子さんの楽しかった、悔しかった、怖かったを受け止めること
- 夜泣きはある程度しょうがないと思い、家族のサポートや一時保育を利用して母の睡眠時間を確保
- 夜は休みと体と脳に認識させるように、昼はたくさん遊ぶ
少しでも「楽になる」対策をしてみましょう。
鍼灸でできること
お子さんへの施術「小児はり」は
お子さんの自律神経を整え、
活動とリラックスのバランスを整えることができます。
楽しいこと、怖いこと、
こころにいい意味でも受けた刺激で
お子さんが興奮状態になります。
興奮したまま、を上手に「OFF」するお手伝いができます。
また、出産後本来ならゆっくり休まなければならないお母さん。
睡眠不足や慣れない育児での
からだとこころの疲れについて
鍼灸でケアができます。
つらい時はどうぞご相談くださいね。