産前産後 「辛い」を気づくマタニティブルー防止策 弱音を吐くことは大事!

両手で顔を覆っている女性

「弱音を吐くな!」と言われて育ちまたか?
一度は言われた事があるんじゃないかと思います。

弱音を吐くことが
「負け」なような気がしてませんか?

目標に向かって頑張らなきゃいけない!
登山をするにも準備と休憩が必要です。

特に産前産後は
我慢しないで弱音を吐いていただきたいと思います。

妊娠や出産。
ちょっとしたことで落ち込んだりイライラしやすいので、
無理は禁物なんですよ。

「マタニティーブルー」自分とは無縁?

分娩直後から7~10日以内にみられます。

一過性の急激な感情の動きや体調変化です。

出産後まもなく、体内のホルモンバランスが
大きく崩れるために引き起こせされる

~中略~

一般に産褥期の15~35%が経験します。

症状としては

軽い焦燥感

食欲不振

疲労

頭痛

涙もろいなど

※『これからはじめる周産期メンタルヘルス』宗田 聡 著 南山堂

そう、誰にでもあることなんですね。

これは心の持ちようとか、気合が足りない、

子どもへの愛情が足りない、

そんなことではなく、どんなママがなってもおかしくない

「マタニティブルー」

 

夜泣き 赤ちゃん

 

一時的なものであるけれど、

産後うつにつながっていくハイリスク要因になるそうです。

 

「マタニティブルーかも」

と思ったら、無理をしない。
一人で抱え込まない。
できるだけリラックスすることが大切ですよね。

 

産後うつになりやすい要因は?

産後うつの罹患率は10~20%といわれています。

ホルモンの変化や、環境の変化がきっかけで、
誰がなってもおかしくないのですが、

 

  • 家族のサポートがない
  • 出産前から何らかのストレスがある
  • 環境が大きく変わった
  • 何でも自分でやっちゃうタイプ
  • 几帳面

 

そういった状況、タイプが
産後うつのリスク要因だそうです。

 

悩み

周りの人は気づいて欲しい でも気づかないことが多いんだよねー

落ち込みがひどい、
またはなんだか全くやる気がしない
体調も悪い

そうすると

 

「もしかしていわゆる産後の疲れや落ち込み状態かも?」

 

そんな風に自分で気にして対策を立てるという
動きすらできなくなってきます。

 

周りが気づいて

「ちょっと子ども見てるから昼寝でもしたら?」

と助けてくれたり

「無理しないでもいいんだよ」と

声をかけるとか。

サポートできるといいですよね。

 

 

でも以外と気づかない。

旦那様!

 

唖然

パパ、頼むよ~、とお思いでしょうが、

女性同士の

「大丈夫って言ってるけど無理してない?」とか

「ちょっと表情が暗いね」とか

気づきづらいんですよね、男性って。

 

「子どもがかわいいから私が頑張らなきゃ!」と
ママが言うと

 

「さすが~、俺の嫁!」と思うわけです。

 

いや、そこは

「俺も父親、今日は任せろ!」と言って欲しいわけですよ。

 

女性同士の「察する」は男性は難しい

「疲れた」

「辛いわ」

「眠いわ」

「とりあえず肩をもんでくれ~~」

 

と言わないと気づいてもらえません。

 

子ども泣いてる

私家事してる

夫、ゲームやってる

「ねえねえ、見ててわからないかな?」

と心の中で言っても絶対気がつかないですからね。

「察する」のを待ってはダメです。

弱音を吐く、お願いする。

赤ちゃんを抱っこする夫婦

 

ママやお子さんのために。

パパとの関係を良好に保つためにもぜひ!

☆マタニティーブルーや産後うつについて

『これからはじめる周産期メンタルヘルス』宗田 聡 著 南山堂を参考にさせていただきました。