妊娠出産は命がけの仕事 「産後の肥立ち」

出産

先日の日曜日は古典の勉強会でした。

はい、意味を理解するっていうより、
「この字なんて読むの?」っていうレベルの私です。

  • 古典の本

その日発表担当の私の項目が

「産後の脈」
「小児の諸脈」

という、なんとも学びがいのあるところでした。

昔は出産で命を落とすこともあった

私が学んでいた古典の本は江戸時代のもの。
古典としては新しい方ですね。

この時代無事に生まれてこれなかったり、
産後、赤ちゃんがなくなってしまうことも少なくはなかったです。

 

また、産後母親の状態が悪く、
具合が悪くなったり、
残念ながら亡くなってしまったり。
いわゆる「産後の肥立ちが悪い」ということですよね。

出産

母子ともに「命がけ」
今は妊娠中から、出産中、
何かあれば医療が受けられる環境なので、
そういったこともを少なくなってきましたよね。

ですが、困ったときの医療体制は進んでいるとしても、
女性の体として
昔と比べて大きく進化?したとか、
そういったことはない。

逆に昔の女性の方が運動量も多く、
初産の年齢が若かったことを考えると、
体的にはしんどい、といいますが
産後の肥立ち、体力回復には
重きをおかなくてはいけないような気がします。

 

鍼灸や東洋医学の古典を見ると、
「〇〇の場合は死に至る」とか
産前産後の記述に多く発見することができます。

 

妊娠出産は自然なことで、
決して病気ではないけれど、
大きな仕事であり、軽く見てはいけないですね。

 

 

産後、体質が変わったような気がします

出産してから食べ物の好みが変わった

化粧品が合わなくなった

落ち着いていたアトピー、喘息などが酷くなった

クライアント様の中にも
そういったお悩みを持つ方いらっしゃいます。

妊娠、出産による体や心に負担が大きい場合、
免疫力が下がったり、
ホルモンバランスの乱れで、
体質が変わったように思えるかもしれません。

鏡を見る女性

病気になったり、本当につらくなる前に
体調や体質がなんか変わった…
そんな自分の状態に気づいてよかった!
そう思って下さいね。

そんなときは無理せず自分のケアをすること。

また、今までは平気、乗り切れると思っていた、
生活習慣での無理や乱れ、
食生活や睡眠を見直すチャンスです。