意外と多い!30代、膝痛。産後ママの対策とは?
妊娠中、子育て中のお悩みの一つに
「膝の痛み」があります。
それまで、腰痛や肩や首の痛みは
経験しているけど、
膝痛って妊娠、出産前までは未経験という方が多いです。
膝が痛いなんて…
歩くのにも抱っこにも負担がかかるし、
何しろなんで膝なんか痛くなるの?と
不安にもなりますよね。
産前産後の「膝痛」について
原因と対策をお伝えします
膝に100キロ以上の負担?!
膝はあなたの体重を支えています。
- 立ってるとき 1.1倍
- 歩いている時 2.6倍
- 階段を下りている時 3.5倍
45㎏の体重だったら。
立ってるだけで49.5㎏
6㎏のお子さんを抱っこして歩いたら46×2.6
≒120㎏
妊娠中に+10㎏、産後に3~10㎏前後
自分の体重にプラスされるので、
さらに負担は大きくなります。
産前から産後のホルモン変化で変わること
あかちゃんが出てきやすいように。
出産の前はホルモンによって関節がやわらかくなっています。
逆に産後はやわらかくなった関節を戻そうとする
ホルモンの働きがあります。
それは股関節だけではなく、
手首や足首、膝…さまざまな関節が筋肉
しまって(かたくなって)きます。
関節が固まってくるという動きの中で、
抱っこで重さ+不自然な姿勢で
負担が大きくなると
膝に痛みや炎症があらわれます。
膝ってけっこう複雑な構造なんですよね。
太ももの骨とすね、ふくらはぎの大きな骨を
つなぐのにたくさんの靭帯と軟骨が存在します。
関節包という液体がその複雑な構造に
栄養の受け渡しをしています。
体は、炎症があると血行をよくして、
なおしていこうとする働きがあります。
しかし、血行不良になるとなおる力が追い付かず、
この関節包の水の出し入れもうまくいかないくなります。
膝痛対策は?
産前産後は膝に負担がかかること。
体の重さ
ホルモンバランス
膝の構造
膝痛になりやすい状況でどのように対策してゆけばよいでしょうか?
- 姿勢の改善
- ホルモンバランスを整える
- 膝や足回りの血行改善
- 膝回りの筋肉を鍛える運動
があげられます。
大切なのはちょっとした注意とメンテナンス
男性に比べて女性は膝を痛めやすいです。
特に年齢を重ねていくと膝トラブルの確率が上がります。
早めに治して、鍛える!
今のためと将来のために
日々のちょっとした注意、エクササイズ、メンテナンス。
産後の膝トラブルでお悩みの場合は
ご相談下さいね。
施術とケア方法、姿勢のレッスンで痛みとさようなら!